ちゅら猫.com旅メニュー

南城市ガンガラーの谷

沖縄本島の観光  |

「ガンガラーの谷」は沖縄県の南部、南城市にある観光スポットです。
一般公開されたのが2008年と比較的新しい観光スポットとなっています。
ここでは鍾乳洞と原始の森、そして日本人のルーツともいわれる港川人の遺跡を巡るネイチャーツアーが行われています。
鍾乳洞は数万年かけて形成されたものとされ、その一部は天井部が崩落して谷のような地形となっているため「ガンガラーの谷」と呼ばれるようになりました。
崩落部分には推定樹齢150年といわれるガジュマルの大木「大主ガジュマル」がそびえ立ち、空からさす日の光と相まって独特の美しい景観を作り出しています。
また鍾乳洞では数千年前の人々の生活居住跡も発見されています。
ここで暮らしていたのは日本人のルーツともいわれる「港川人」と呼ばれる人々だと考えられており、この遺跡は考古学や民俗学的な見地からも非常に価値がある場所となっています。
その他一風変わった見所としては洞窟をそのまま利用した「ケイブカフェ」があり、これも観光客の人気を集めています。
ガンガラーの谷へのアクセスは、那覇バスターミナルから「玉泉洞前」へ向かい、所要時間は約45分となっています。
ただし谷一帯を自由に散策することはできず、観光する場合にはガイド同伴のツアーに参加する必要があるので注意が必要です。

« »

↑pagetop